2000年初頭から始まった写真投稿の歴史は、ブログの隆盛とともに急速に広がりました。InstagramやFacebookなどのSNSの台頭にも関わらず、専門の写真投稿サイトは今でも存続し、熱心なメンバーに支えられています。
この記事では、写真投稿サイトの魅力とメンバーしか知らない裏側を探求し、未来に向けた展望を考えてみます。特に高齢のカメラ愛好家には興味のあるお話になっています。
写真投稿サイトとは?
2000年初頭には、個人ブログが全盛期を迎え、写真を投稿して公開できる新しいサービスが登場しました。これにより、写真を撮るだけでなく、他の人に見てもらう時代が幕を開けました。写真共有サービスは、写真愛好家やアーティストにとって重要なプラットフォームとして急速に成長し、写真の魅力を広く共有する手段となりました。
写真投稿サイトの種類
写真投稿サイトは大まかに3つに分かれます。一つは写真を主要な要素とする投稿サイトで、ここでは写真愛好家やアーティストが作品を共有し評価し合います。次に、SNSプラットフォームでは写真はコミュニケーションの一部として活用され、ユーザー同士の交流や情報共有が主要です。最後に、プロ写真家による評価を受ける専門のサイトで、写真家志望者が実力を試すことができます。それぞれのサービスは異なるニーズに応えています。今の写真投稿サイトの基準となったSO-NET Photoと国内海外で9サイトほど紹介します。
サイト名 | 開始年 | 運営会社 |
フォト蔵 | 2005年~ | フォト蔵株式会社 |
GANREF | 2009年~ | 株式会社インプレス Impress Corporation |
PHOTOHITO | 2008年~ | 価格.com |
StudioGraphicsギャラリー | 2011年~ | 株式会社スタジオグラフィックス |
2010年~ | Meta | |
X | 2006年~ | X |
2008年日本版~ | Meta | |
500px | 2009年~ | 500px |
1x | 2007年~ | 1x.com |
SO-NET Photo (2007年~2010年)の歴史と功績
まだ写真投稿が一般的では無かった頃、ブログと連動した SO-NET Photoのサービスは、その後の写真投稿に大きな影響を与えました。
SO-NET photoとは
SO-NET Photoは、ソネットエンタテインメントが提供していた無料の写真共有サービスで、2006年3月17日にベータ版が公開され、2010年5月10日に終了しました。サービスの特徴は以下の通りでした。
- 無料で写真をアップロードし、タイトルや説明文を追加して公開できる。
- コメントや評価機能などを通じて、ユーザー同士がコミュニケーションできる。
- SO-NET blogと連携し、ブログ用の画像アルバムとしても使用できる。
2009年には会員数1000万人をこえるほどになりましたが、2010年になると、InstagramやFacebookなどのソーシャルメディアが台頭し、SO-NET Photoの人気が低下しました。結果として、運営コストと利用者減少を考慮し、2010年5月10日にサービスを終了する決定がされました。
SO-NET photoの功績
SO-NET Photoは、日本の写真共有サービスのパイオニアとして多くのユーザーに支持され、利用者同士のコミュニケーションを活発にしたことで、写真共有の楽しみ方を広めました。その功績は大きく、写真投稿サービスの歴史において重要な位置を占めています。
その後多くの会員は、後に紹介する「フォト蔵」「GANREF」「PHOTOHITO」などへ移行していきました。
日本の写真投稿サイト
「SO-NET Photo」から続く現在の写真投稿サイトは、Instagramなどの影響を受け、全盛期からは衰退傾向にあり、主に若者向けのSNSから高齢者の写真愛好家が増えています。ただし、高齢者の人口も増加しており、Instagramなどのプラットフォームに追随できないユーザーも新たに参入しています。
私は個人的に「フォト蔵」を2014年から、「StudioGraphicsギャラリー」を2018年から続けていますので、少しだけ詳しく内容を紹介していきます。
フォト蔵は、HN「トキゾウ」、StudioGraphicsギャラリーは、HN「彩花」で私の写真が見られます。
フォト蔵
老舗と言っても良いくらい昔からあるサイトです。
概要
フォト蔵は2005年に招待制の写真共有サイトとしてスタートし、現在はフォト蔵株式会社が運営。サービスには撮影会、カメラ買取、フォトストックなどが含まれています。2023年5月からはSNSでの新サービスもテスト運用中。
ユーザーは1カ月に最大1,000MBの写真をアップロードできますが、フォト蔵ポイントを獲得すると最大3,000MBまでアップロードが可能。1回のアップロードには最大100枚の画像を追加できます。
フォト蔵では風景や季節の花などが多く投稿されており、写真の質には幅があります。選ばれた写真はピックアップで紹介され、多くのコメントやいいねを獲得できます。タグを活用してテーマに合った写真を見つけやすくし、ランキングではデイリー、ウィークリー、マンスリーの部門別に表示され、コメント数やいいねの数がランキングの基準になります。特に熱心なメンバーが選ばれやすい傾向があります。
詳細
ログインすると自分のページのトップ画面で操作ができます。それぞれのメニューをみると、
みんなの写真 | ホーム画面で「ピックアップ」「テーマタグ」「ランキング」のページがみられます。 |
ピックアップ | 現在のピックアップから順にみられます。 |
テーマタグ | 3種類のテーマタグの現在と過去がみられます。 |
ランキング | 「デイリー」「ウィークリー」「マンスリー」のランキング写真がみられます。 |
見つける | カメラの種類や投稿順で写真を検索できます。 |
コミュニティ | カテゴリーから自分に合ったコミュニティが探せ参加ができます。 |
右のメニューは「私の写真」「アップロード」「マイページ」があります。
- 私の写真
自分のアップロードした写真が閲覧可能。アップロードした写真は元画像で長辺2048Pxにリサイズされます。写真をクリックすると「拡大」「元画像」が見られ、ダウンロード(元画像)も可能ですが今はサムネイルサイズでのダウンロードしかできないようです。
さらに細かく「写真一覧」「アルバム」「タグ」「地図」「お気に入り写真」「コメントした写真」「コメントされた写真」「ブログに貼る」という項目が選べます。
- アップロード
専用のアップローダーやドラッグドロップで写真をアップロードできます。
マイページ | マイページはさらに細くメニューが分かれています。 |
タイムライン | 自分の写真や友達登録したメンバーの写真をタイムラインで表示。 |
プロフィール | ニックネームや自己紹介など表示。 |
友達 | 友達登録をすることでタイムラインで友達の写真が表示できます。 |
ファン | お気に入りとして登録できます。 |
掲示板 | メンバー同士メッセージを受けたり送ったりできます。 |
あしあと | 自分のページにアクセスがあったメンバーを表示。 |
マイコミュニティ | 登録してあるコミュニティを表示。 |
日記 | 日記を書いて公開できます。 |
メール | メンバーでメールのやり取りができます。 |
設定 | プロフィールなどの公開設定ができます。 |
フォト蔵プラス | 有料会員への登録。 |
近年の状況と裏話
SO-NET Photoの閉鎖で増えてきた会員は、2017年には700万人以上となりました。しかし、この急増により、サーバーの負荷が増加し、頻繁なサーバー障害が発生しました。画像の表示遅延やサイトへの接続問題、ログインの問題が増加しています。これらのデメリットから、近年は多くのユーザーが他の写真共有サイトに移行する傾向があります。
ここで会員である私の感想も交えながら、フォト蔵の裏話を少し書きます。
フォト蔵は、トップページから多くの広告が目立ち、初めて訪れた人には「危ないサイト?」と思われるかもしれません。広告収入が主要な収益源と思われ、広告に誤ってクリックすることもしばしばです。
さらに、フォト蔵は年に数回、不具合が発生し、連鎖的に障害が生じることがあります。不具合の原因の一つは開始当初から運営が数社変更されているのですが、システム自体はそれほど変わっていないので積み重なってきたバグや新たにくわえた機能などにより複雑化していることもあります。利用者から大量の投稿制限の要望が寄せられても改善が難しいようです。
それでも、不具合がない時にはフォト蔵は非常にアットホームな雰囲気で、メンバー同士が写真の感想から日常の出来事まで幅広いコメントを投稿し、自分に合ったジャンルで写真のアドバイスもメンバーでやりとりができます。
メンバーの年齢層は高く、掲示板でのやりとりが盛んで、写真や交流を楽しむことができます。10年以上在籍すると、気の置けない仲間が今では数十人もできて、離れられないですね。気長に交流を楽しみたい方には、オススメできるサイトです。
StudioGraphicsギャラリー
StudioGraphicsギャラリーは株式会社スタジオグラフィックスが運営しており、風景、動物、花などさまざまな写真が投稿されています。毎日約30~100枚の写真がアップロードされ、高品質な作品が豊富です。
概要
ユーザーは写真にキャプションを追加し、他のユーザーからコメントを受けることができます。拍手ポイントの交換でユーザーランクを上げたり、写真にタグを付けて検索しやすくしたり、またテーマ別フォトに投稿もできます。お気に入りに登録、他の投稿者をフォローも可能、容量制限はノーマルランクで1GBから始まり、シルバーランクで最大5GBまで拡大されます。
また、フォトコンテストへの参加ができ、一般企業や地方自治体主催のコンテストにも簡単に応募できます。写真愛好家にとって魅力的なプラットフォームで、写真の品質や情報共有に焦点を当てています。
容量制限があるおかげで、他サイトのように無秩序にアップロードされることがなくサーバーの負担も軽減されているようです。一日の投稿も5枚以下になっています。
写真は風景、花、鳥などが多く写真の閲覧は高画質で300%まで拡大できます。写真のダウンロード機能はありません。
詳細
マイページでは、会員ランク、登録画像枚数、ポイントなどがみられます。
メニューは以下の項目があります。
マイフォト | 自分の投稿写真をみられます。 |
プロフィール編集 | 名前、ニックネーム、アイコン、メールアドレスなどの編集ができます。 |
マイアルバム | アルバムを作って投稿画像を管理できます。 |
お気に入りフォト | 表示画像でハートマークのお気に入りを選んだ画像がここでまとめてみられます。 |
添削サービス | 有料の添削サービスが受けられます。 |
フォト日記 | 日記の閲覧ができます。 |
機材レビュー | 使用機材のレビューが見られます。 |
管理 | アルバムの管理。 |
購入履歴 | 写真の購入履歴。 |
フォロー | フォローの一覧。 |
フォロワー | フォロワーの一覧。 |
ログアウト | ログアウトします。 |
新規作成のメニューは、「画像のアップロード」、「添削サービスの申し込み」、「日記を書く」、「機材レビューを書く」。
写真の検索は、フリーワード、カテゴリー、テーマ、カウント順、などからできます。
閲覧した写真はハートマーク(お気に入り)やGood、コメントなどの追加ができます。
感動のエピソード
私が5年間続けてきた経験から言えることは、StudioGraphicsギャラリーにおいて、メンバー同士の詳細な交流はあまり盛んではない傾向があるということです。その分純粋に写真鑑賞ができるという利点もあります。
しかし、その中でも感動的な出来事が一つだけ強く記憶に残っています。
ある日、高齢のメンバーが亡くなり、その方の子供が彼の写真を投稿しました。その写真に対するコメント欄で、彼の訃報が知らされ、多くのメンバーが驚きとお悔やみの言葉を送りました。そして、これが私をStudioGraphicsギャラリーから離れがたく思わせた出来事なのでした。
写真の投稿以上のコミュニティとしての温かさを示す場所が間違いなくここにもあります。
GANREF
GANREFは、無料アカウントでは最初に24枚の写真をアップロードでき、継続的な投稿で写真数を増やせます。1枚あたりの写真容量は15MBまでで、プレミアム会員は60MBまでアップロードが可能です。2023年会員数5万人超。
写真コンテストに応募でき、受賞した作品は「デジタルカメラマガジン」に掲載されます。使用機材や撮影地で写真を検索でき、他のユーザーの作品を参考にできる点が魅力です。また、Exif情報も確認でき、写真の詳細情報を簡単に取得できます。投稿される写真は比較的高解像度で、クオリティの高い写真が共有されています。
2023年にリニューアルされたGANREFでは、トップ画面には「TODAY’S PHOTO」がプロフェッショナルメンバーにより選ばれて掲載されています。このセクションは、従来の「今日の一枚」と「Featured Photos」を統合したものです。また、新たに「TODAY’S HOT」と呼ばれるセクションが追加され、投稿後24時間以内にお気に入り件数が20件をこえる写真から上位50枚が選出されます。
さらに、「旬の被写体」というセクションでは撮影ガイドとしてスポットや写真の一覧が見ることができます。
メンバーランクが上がるごとに、写真のアップロード枚数が増加されるため、初めて登録したユーザーは24枚が上限です。GANREFの新機能により、ユーザーはさまざまな魅力的な写真を見つけ、共有する機会が増えました。
PHOTOHITO
特徴としては、
- 1枚あたりのサイズは30MBまで。
- 最大アップロード枚数は15000枚(1アカウントにつき)。
- 撮影地・機材ごとの検索がしやすい。
PHOTOHITOは写真を投稿すると、Exif情報からカメラやレンズの詳細情報が自動登録され、撮影場所やタグなども追加できます。これにより、製品のメーカー、製品名、撮影場所などを組み合わせて検索できます。
投稿された写真はさまざまなカテゴリーで探せます。「トレンド」と「セレクト」ではクオリティの高い写真が集まり、さまざまなジャンルから選ばれています。また、「写真集」は大きなカテゴリーから細かく分類され、コンテストの受賞作品も閲覧できます。
特筆すべきは「カメラ作例」と「レンズ作例」で、カメラメーカーやレンズメーカーに基づいて写真を探せます。最近、フォト蔵の不具合によりPHOTOHITOへの移行が増えています。このプラットフォームは写真やカメラに焦点を当て、交流よりも写真に重点を置くユーザーにおすすめです。
SNS特化型サイト
SNSを主要な要素とするサービスは、写真そのものの評価よりも、写真を通じたつながりやコミュニケーションを強調し、特に若い世代に広く受け入れられています。
Facebookは、ソーシャルメディアプラットフォームとして広く知られていますが、写真の投稿にも重要な役割を果たしています。ユーザーは自分のプロフィールに写真をアップロードし、日常の出来事や思い出を共有する手段として利用しています。また、個別の投稿に写真を追加し、友達やフォロワーと共有できます。
写真を通じてコミュニケーションを図るための多彩な機能を提供しており、コメントやいいねボタンを通じて他のユーザーとの対話が容易です。さらに、写真アルバムを作成し、整理された形で写真を共有できるのも特徴です。
写真共有の手段としてだけでなく、ソーシャルコミュニケーションの中心として写真を活用し、ユーザーに多くの機会を提供しています。
スマートフォン向けの写真と動画の投稿サービスは、若者だけでなく、スマートフォンを使う中高年の世代にも非常に人気があります。
概要
Instagramは、写真共有の巨大なプラットフォームで、ユーザーが美しい写真や短いビデオを瞬時に共有するためのアプリケーションです。シンプルかつ直感的なインターフェースが特徴で、写真にフィルターやエフェクトを適用して、独自のスタイルを表現できます。
ハッシュタグを活用して、写真を特定のテーマやコミュニティに関連づけたり、他のユーザーとの相互作用を促進したりできます。いいねボタンやコメントを通じて、ユーザー同士のコミュニケーションが盛んで、写真を通じたストーリーテリングが際立っています。
Instagramはビジュアルコンテンツに焦点を当て、ユーザーがクリエイティブな表現を楽しむ場として非常に人気があります。セレブリティから一般ユーザーまで、さまざまな人々が日常の瞬間や芸術的な作品を共有し、世界中のフォロワーとつながるためのプラットフォームとして広く愛用されています。
Instagramの影響力
日本の写真投稿サイトから少し遅れる形でスタートしたサービスですが、スマホの普及とともに特に若者の投稿が増えて、「SO-NET Photo」閉鎖後その加速を増すことになります。
広告やブランドプロモーションに非常に効果的で、有名なユーザー(インフルエンサー)は、多くのフォロワーを通じて広告を行い、商品やトレンドを紹介するため、ビジネスとブランディングに大きな影響を与えています。
X(旧Twitter)
X(Twitter)は、短文のツイートが主体のソーシャルメディアプラットフォームですが、写真投稿も重要な役割を果たしています。写真は情報を効果的に伝え、感情やエンゲージメントを引き出すツールとして利用されます。ツイートに写真を添付することで、ニュース、イベント、旅行、商品などのコンテンツを視覚的に共有でき、ユーザーに訴求力のある情報を提供します。また、Twitterにおける写真はリツイートやいいねの増加に寄与し、情報拡散を促進します。写真は瞬時にストーリーを伝え、ツイートのインパクトを高め、コミュニケーションを強化する重要なツールとして使用されています。
写真そのものをじっくり楽しむものではなく、インパクトのある写真で目をひき流されていくことが多いようです。
写真技術に特化した海外サイト
写真専門で投稿したい方や技術を磨きたいという方向けの海外サイトがあります。
500px
500pxは、2009年にカナダのトロントで誕生した写真共有サイトで、写真家志望者や実践家向けのコミュニティおよびソーシャルネットワークです。このプラットフォームは、写真のクオリティを重要視し、パソコンを前提としています。500pxは、写真のプロフェッショナルやハイアマチュアの写真家たちが自分の作品性を表現し、共有できる場所として知られています。
500pxのコミュニティは、写真愛好家たちが高品質の写真を共有し、お互いにインスピレーションを受ける場所として機能しています。このプラットフォームでは、写真のクオリティに焦点を当て、作品を公開し、他のメンバーからの評価やフィードバックを受けることができます。写真家たちは自分のスキルを向上させ、共感を得るために500pxで活動し、プロの道を追求する場としての価値が高いです。500pxは写真に情熱を持つ人々にとって、クリエイティビティの発信地となっています。
インスタグラムはスマホ利用を前提に、写真を通じたコミュニケーションを重視したツールで500pxはPCの利用を前提とした写真のクォリティを重視したツールです。
1x
「1x」は、厳格な審査で世界レベルの写真サイトとして知られています。、フォトコンテストで成功を収めたり、自分の写真スキルを試したりしたい写真愛好家にとって理想的な場所です。1xへの写真投稿は非常に厳しい選考過程を経て、サイトに公開される写真はわずか5%程度しかありません。
1xに写真を投稿するには、1xへの会員登録と有料会員へのアップグレードが必要です。一度投稿された写真はアカウントの写真一覧画面に保存されますが、審査に通過しない限りは一般には公開されません。
1xでは、芸術的でアートな要素を備えた写真が特に評価されます。そのため、日本の写真コンクールでの入賞基準とは異なり、レタッチや編集が作品の一部と見なされています。編集やレタッチのない撮って出しの写真は、1Xの厳しい審査を通過するのが難しい傾向にあります。
このプラットフォームは、芸術性を追求し、世界的な水準で評価を受けたい写真家にとって魅力的な場所と言えるでしょう。腕試しをしたいと思っている方にはオススメです。ただし、公開されるまではかなり大変そうですよ。
なかなか公開されない方は、編集、レタッチソフトを海外向けに(Luminar Neoなど)変えてみるのも一つの手段です。
写真投稿の未来
写真投稿サイトは、近年、SNSの台頭により、多くの人々が写真を投稿する場所としてSNSを利用するようになってきました。しかし、写真投稿サイトは、SNSとは異なり、専門的な写真家や写真愛好家が集まる場所であり、写真に特化した機能やコミュニティを提供することが求められます。将来的には、AI技術の発展により、写真の自動分類や編集機能が向上し、より多くの人々が写真を投稿しやすくなることが期待されます。たとえば、投稿された写真を瞬時にAIが判断して分類、検索機能もキーワードやタグだけでなく画像から似たものを選択するなど今までと全く違ったサービスの登場も考えられます。
また、VR技術の進歩により、投稿された写真を仮想空間で体験できるようになることも考えられます。さらに、プライバシー保護の観点から、写真の投稿者が自分の作品を自由に管理できるような機能も求められます。これらの要素を踏まえると、将来的には、より専門的かつ多様なコミュニティを形成し、より多くの人々が写真を楽しめる場所として発展していくことが期待されます。
写真を投稿してポイントを稼ぐという趣味と実益を兼ねたサービスも出てきています。↓
まとめ
この記事では、私が5年から10年ほど在籍している写真投稿サイトと類似のサービスも紹介しました。また、SNSや写真専門のサイトも取り上げました。
写真に対する考えや年齢によって選択肢は多岐にわたりますが、写真を公開する楽しみは過去も未来も変わらず続くことでしょう。写真の共有は、新たな友達や仲間を得たり、写真の技術を向上させたり、視点を広げる素晴らしい方法です。自分に合ったサイトを探して新たな発見をしてみませんか。