しまうまプリントの気になる画質と価格を3種類の印画紙で比較

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多くの人が写真をプリントしたいと思っている

カメラがフィルムだった時代、写真はプリントするのが一般的でした。

デジタルカメラやスマホに変わってからデータをそのまま保存している方が増えていますが、そのデータを写真プリントにしたいと思っている方がまだ半数以上いることにちょっと驚きました。

そんな方に安くて品質の良いしまうまプリントをおススメします。

プリントしたいけれどできない理由

なかなかプリントできずデータのまま保存している方は今ならではの高いハードルがあるようです。

  • DPEのお店自体が減ってきている。
    写真プリントのお店というのは、フィルムカメラ全盛の頃に比べると極端に少なくなってきていますね。そして、1枚のプリント料金は20円〜35円、高い所では40円を超える価格も有ります。
  • オンラインのプリントはPCやスマホになれていない年配の方には難しい。
    スマホの注文は、アプリのダウンロードなどがあって慣れていないと分かりにくい所があります。年配の方は少し高くてもお店でプリントをするという方も多いですね。
  • オンラインのプリントは価格が安いけれど送料が高い。
    しまうまプリントでは、プリントは1枚9円〜。送料はメール便で130円。1枚30円のお店で8枚プリントするとオンラインの方が安くなります。(2023年6月現在)

しまうまプリントの3種類の印画紙

今回は画質を比べてみたいと思い、3種類の印画紙別に同じ写真を7枚ずつ21枚注文しました。

オンラインプリントは、それぞれの会社で独自のオリジナルの印画紙というものが有って、FUJICOLOR製純正印画紙よりは少し安く作られています。

しまうまプリントも製紙会社と提携した独自のオリジナル印画紙があり他に、FUJICOLOR製純正印画紙プロ仕上げの印画紙3種類の印画紙が用意されそれぞれ価格も違っています。

それぞれの印画紙の違いや価格については画質を見てもらった後に書きたいと思います。

印画紙ごとに画像を比較

印画紙そのものの質感など違いはあまり感じられなかったのですが、気のせいかプロ仕上げの光沢が強い印象をうけました。

ツヤのある写真なので、複写する時に多少光の反射が入っていますので見にくい所があるのはご了承ください。

違いが分かりやすいように、印画紙別に何種類か比べてみました。

RAWのデータをレタッチなしでそのままJPEGに現像した画像

補正有無しで比較した画像

色補正ありが上段、なしが下段

  • 色補正なしでプリント
色補正有で比較

左からプロ仕上げ、オリジナル、FUJICOLOR高級プリントの順。

オリジナルとFUJICOLOR高級プリントでは見た目はほぼ変わらず、そのまま出されたら違いが分からないくらいです。プロ仕上げは暗部が明るめに仕上がっています。

  • 色補正ありでプリント
色補正有で比較

左からプロ仕上げ、オリジナル、FUJICOLOR高級プリントの順。

こちらもオリジナルとFUJICOLOR高級プリントは、ほとんど変わらないように見えます。プロ仕上げは空の青色が濃い目に出ています。

  • 印画紙ごとに比較
フジの印画紙で比較

FUJICOLOR高級プリント、上が補正あり、下がなし。

オリジナルで比較

オリジナル、上が補正あり、下がなし。

プロ仕上げで比較

プロ仕上げ、上が補正あり、下がなし。

全体的に補正ありのほうがコントラスト強めで色は補正なしが鮮やかで明るい感じになります。

画素数の違うおなじJPEG で比較

画素数の違う画像比較

左が640x427px、右が6016x4016px

640x427px 拡大

640x427px 拡大

6016x4016px   拡大

6016x4016px 拡大

640x427pxのほうがコケの描写がクリアに見えますが、拡大すると粗さが目立ちました。葉の縁などにも違いが出てますね。Lサイズなら問題はないが、大きく伸ばすと厳しい感じです。

ハイキーの画像とローキーの画像

ローキー画像比較

ローキーで色補正あり、左からFUJICOLOR高級プリント、プロ仕上げ、オリジナル。

3種類の印画紙で目立った違いは見られませんでした。

ハイキー画像比較

ハイキーで色補正あり、左からプロ仕上げ、オリジナル、FUJICOLOR高級プリント

オリジナルとFUJICOLOR高級プリントはほぼ変わらず、プロ仕上げはコントラストがやや強く赤も濃いめ。

ローキーでは見られなかった違いが見られましたが、プロ仕上げの印画紙は白の発色に違いがあるのかもしれません。

RAWをPCソフトでレタッチした画像

レタッチ画像を比較

レタッチした画像を色補正ありでプリント、左からプロ仕上げ、オリジナル、FUJICOLOR高級プリント。

プロ仕上げよりオリジナル、FUJICOLOR高級プリントのほうが赤の発色が鮮やかだが見た目はプロ仕上げが自然な感じにみえます、おそらくレタッチしたものを色補正したのでプロ仕上げで派手になりすぎるのを抑えたとおもわれます。

写真用の印画紙の種類としまうまプリントの印画紙

しまうまプリントのメール便

このように独自のパックで郵送されてきます(メール便)

写真用の印画紙は銀塩とインクジェットがあります。

銀塩方式
写真プリント用の印画紙を薬品に反応させて発色させる方式。
街の写真屋さんをはじめ、一般的な写真プリントに使用される方式で、耐褪色性・耐久性に優れており、印画紙自体が発色するので、グラデーションに継ぎ目がなく滑らかです。
インクジェット方式
微細なインクの水滴を写真用紙に噴きつける方式。
家庭用のインクジェットプリンターはインクを直接用紙に噴きつける方式のため、色の再現性が高いことが特徴。
インクの種類やインクを噴きつける方式はメーカーによって様々ではありますが、色の再現性を重視する場合は、普通用紙ではなく光沢紙のような特殊な用紙が必要です。噴きつけなので拡大するとインクの粒がみえます。

しまうまプリントHPより

しまうまプリントでは銀塩方式の印画紙3種類を使っています。

  • 印画紙裏のメーカーマークは無く、国内有名製紙メーカーのオリジナル印画紙。
  • 裏面にFUJICOLORのロゴが入るFUJIFILM社の純正印画紙、FUJICOLOR高級プリント。
  • プロスタッフが1枚ずつ手動補正で仕上げる、プロ仕上げ。

プリントのサイズと仕様はこちら

 

しまうまプリントの価格

しまうまオリジナルましかく7円
L10円
2L 23円
FUJICOLOR
高級プリント 
ましかく10円
L15円
2L 28円
(以下PCでのみ注文)
DSL11円
LW11円
KG17円
6切440円
ワイド6切440円
4切550円
ワイド4切550円
プロ仕上げましかく18円
L22円
2L39円

2023/10/31現在。

2023年7月より料金が変更になります。詳しくはこちら
新料金は7月になったら更新します。

これに送料が入るのですが、Lineのお友達登録でメール便の送料無料のクーポンがもらえます。
メール便(配送日より4〜8日程度) 1〜99枚までが130円、100枚を超えると無料
宅配便(配送日より2日程度)    690円

今回、印画紙別に3種類影21枚注文しました、それぞれの単価が違うので比較できませんが
送料込み(130円×3)で677円. 単純に1枚35円でお店プリントに出すよりお得です。

しまうまプリントのネット注文の流れ

PCの場合は、それほど難しくなく、まず印画紙の種類を選んで「注文する」→サイズ→写真選択→枚数→色調補正→トリミング→日付印字と設定して注文。

注文の時にログインが必要になりますので、先に登録しておいたほう手間がかかりません。

スマホの場合は、アプリのダウンロードが必要で、PCと順番が違って印画紙の選択が後になります。
詳しくはこちらから。グーグルフォトからも選択可能になっています。

2L以上の大きさの写真はFUJICOLOR高級プリントだけ、PCでの注文になります。

FUJICOLOR高級プリント以外の複数サイズや印画紙が変わるとまた別で注文しなければいけません、送料が別でかかるので、この点は少し不便かなと感じました。

よくある質問から

アップロードに関して

  • 選択できる写真のサイズは20MBまでのファイル。
  • RGB形式の「JPEGファイル」「PNGファイル」に対応
  • 画像の解像度が縦横280×280ピクセル以上ある(最小画素数を満たしていない画像は取り込めません)

注文後の内容変更、キャンセル

  • 変更できるものは届け先、写真の並び順
  • 注文完了後30分以内ならマイページの注文履歴からキャンセル可能

注文方法・操作方法

  • 一度の注文で複数サイズ
    Lサイズと2Lサイズは、すべての印画紙で同時に注文、ましかくサイズでの複数サイズの同時注文は、フジカラー高級プリントでのみ。その他のサイズでの複数サイズの同時注文は、フジカラー高級プリントだけ。
  • 編集中や注文のデータは3日間保存、注文履歴からはその後30日間は再注文できます

商品の仕様

  • Lサイズで注文の場合、1051×1500px(158万画素相当)を推奨
  • 写真の保存や退色性について

処理薬品も全て国内有名製紙メーカーの純正薬品を使用、ミニラボ機とは メーカー推奨の組み合わせで高品質プリントを実現しています。
写真の現像処理量が少なければ薬品は劣化し、写真の発色や定着に影響を及ぼしますが、弊社では大量のプリント処理を行っており、常に新しい薬品が補充された新鮮な状態で現像しております。
耐久年数に関しましては保存状況によりますので一概には申し上げられませんが、湿度や紫外線に注意した保存状態であれば数十年単位で品質は保証できます。
(写真を高湿度や紫外線に直接あたる場所に保管をすると色あせしやすくなりますので写真の管理にはご注意ください)

しまうまプリントHPより

格安プリントの注意点

しまうまプリントでは国内有名製紙メーカーの純正薬品を採用、業界20数年の技術者がプリントしています。
格安ネットプリントサービスの中には材料(ペーパー・薬品)海外からの逆輸入品や格安材料を大量仕入れを行うことでコストダウンさせている所もあります。 そのような材料(ペーパー・薬品)でプリントを行った場合、写真の発色が悪い/劣化が早いなど問題が出てくる事もありますので十分な注意が必要です。

しまうまプリントHPより

まとめ

今回の比較では、見た目ではオリジナルとFUJICOLOR高級プリントでは、ほとんど違いが分からないくらいでした。お店のプリントと比べても遜色なく、現状ではオリジナルで十分な画質と言えます。

正直4円の価格の違いはフジのブランド名かと思えるくらいですが、退色性に関しては数十年単位で比べるわけにもいかないので、裏にロゴのプリントが有るFUJICOLOR高級プリントが長期保存は保証されているようですね。

オリジナルも

耐久年数に関しましては保存状況によりますので一概には申し上げられませんが、湿度や紫外線に注意した保存状態であれば数十年単位で品質は保証できます。

しまうまプリントHPより

プロ仕上げに関しては、Lサイズでもある程度違いが見られました。ただ、保存版として残しておくには、6切や4切までのサイズが欲しくなるのではないでしょうか。せっかくの高画質がもったいないので今後大きめのサイズができることを期待しています。

今回は21枚とかなり少なめの注文をしましたが、商品発送のメールの後に、「購入ありがとうございました」と丁寧なお礼のメールまでいただきました。少ない枚数でもお客様を大切に思う姿勢は、大変好感が持てます。

この機会に、たまっていた写真をプリントしてみませんか。各種キャンペーンで更にお安くなることも有りますのでチェックしてみてください。

しまうまプリントには、写真プリントの他、年賀状、喪中ハガキ、寒中見舞い、アルバム、フォトブックなど有ります。

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