眠っている写真を活用しよう
写真を長年撮っているとストック写真が大量にたまり、そのまま放置している方は居ませんか?
そんな写真がもし売れたら、ちょっとうれしいですよね。
売れる写真はスマホでも撮れる
写真を売るには、ストックフォトのサービスに登録して写真を投稿します。
プロ写真家じゃないし、そんな簡単に売れないでしょ。
確かに自信作を一枚出しただけで売れるものじゃないです。
そんなに凝った写真なんて撮ったこと無いし。
売れる写真と技術的に評価の高い写真とは同じじゃないのです。
スマホで撮られた写真も人気の物はかなり売れています。(ストックフォトサイトの中にはスマホNGのサイトもあります)
まず写真ACにクリエイター登録
写真のストックフォトサイトは数多くありますが私はダウンロードもかねて、写真ACに登録しています。
最初はブログで無料素材を探していたのですが、クリエイターと言う項目があることを知りました。
写真ACには、素材をダウンロードするだけのダウンロード会員と写真を登録販売するクリエーター会員があります。
ダウンロード会員は、名前通り素材をダウンロードするだけ、クリエイター会員は素材を投稿する側になります。
現在10万人以上が登録していて、使用するカメラも一眼じゃなくスマホでも可能。
専用のプロフィールページで投稿した写真が見られ、クリエイター同士でコメントなどの交流もできます。
私は、花を中心に2万枚ほどPCに保存しています。
HDDの中に眠らせておくのももったいないので、さっそくクリエイター登録をしてみます。
写真素材ダウンロードサイト【写真AC】※無料会員登録はこちらクリエイター登録から写真投稿までの流れ
ホーム画面の下の方に無料クリエエイター登録の項目がありますので、登録情報を書き込んで送信。
Gメールやツイッターでもログインできますが、登録情報は記入しなければいけないので先に書きましょう。
登録先のメールアドレスに認証メールが届きますので記載されているURL をクリックして登録完了。
クリエイターでログイン後、会員情報設定・編集から本人確認書類を提出します。(私は運転免許証を使いました。)
提出後、本人確認書類提出のページのステータスが「確認中」になり、審査が完了すると「認証済み」に変わってここでやっと写真が投稿できるようになります。(確認は1~3営業日)
投稿可能な写真と不可の写真
写真のサイズは640PX以上20MB以下。販売される写真のLサイズは長辺1921px以上なので、出来れば長辺1921px以上のファイルが良い。
ここで大切なこと、これらの写真は投稿することができませんのでご注意ください。
- 被写体から許可を得ずに撮影した写真(人物・風景・商業施設など)
- 商標登録されているものが写り込んでいる写真
- 既存のキャラクターの商品、コスプレ、キャラ弁などの第三者の創作物が写っているもの。
特に自分が撮っていない写真、ネットの画像やフリー素材は投稿できません。他、注意事項をよく読んで、投稿してみましょう。
投稿するファイルを選択すると、さらに確認事項が出て来ますのでチェックを入れ投稿。
写真のタイトル、タグ、カテゴリを入力して、審査に入ります。カテゴリとタグが写真に関連の無い物はつけないようにしましょう。
投稿した写真はすぐには公開されず早ければ2~3日で審査完了のメールが届き公開されます。
ただ、全て審査に通るわけではなく、
- 先に書いた投稿不可の写真
- わいせつ、暴力、その他公序良俗に反する内容の写真
- 公開基準を満たしていない写真(ピンボケ、センサーの汚れの映り込み)
- 類似した写真を公開済み。
- カテゴリーやタグが適切につけられていない。
などの理由で非公開になることもあります。また、一度公開された作品でも後に非公開になる場合もあります。
この記事で使っている写真は投稿公開した写真も入っています。
公開後の投稿写真の使用
私は一眼で撮った写真が多いのですが、スマホ写真も審査に通って売れるか試して見たかったので最初はスマホ写真を選んでみました。
2022年10月23日現在、5枚審査に通って公開されています。一眼で撮った写真も数枚今審査中です。
投稿した時点で著作権は写真ACに譲渡したことになりますが、このように写真をブログで使ったり商用の利用も可能という事です。
投稿写真は他の素材サイトに使っても良いが、その素材サイトが許可しているかどうかわからないので確認する必要があります。
需要のある写真を探してみる
次にどんな写真を投稿すればよいのでしょうか。
売れる写真とはプロが撮った芸術的な写真とは限らないのです。
クリエイター登録をすると写真のリクエストが見られるのですが、ちょっと変わった物もあがっています。
ホットケーキ・キーボード・緑の小鳥・爪ヤスリ・階段・レントゲンなど
写真ACより
あまり写真になじみのないものもあります。
あくまでリクエストという事でこれがすべて売れる訳じゃなくこんなものが欲しい人も居ますということで、参考にしてみると良いでしょう。
ダウンロードのランキングをみると、空の写真が割と多い印象です、空いたスペースがあると文字もいれられるので人気があります。
他には、
- 会社の事務所の風景、人物。
- 季節の物、10月は紅葉など。
- ビルなどの都市景観も人気。
こんなもの売れないでしょ、という物も撮ってみたら意外に売れる場合があります。
私の得意分野である花の写真は、需要は有っても数多く投稿されているのでなかなか売れないようですね。
写真の値段は
写真の値段ですが、人物写真が細かく条件によって分かれていて、1枚3円〜11円。
モデルリリースとAI素材への利用認証で値段が違ってきます。
写真に写った人物の顔がはっきり写って特定可能な場合、被写体となる人物から撮影する許可と写真の使用に同意してもらう肖像権使用許諾同意書をモデルリリースと言います。
- モデルリリースが必要な場合
被写体が特定できる状態、どんなに小さくても拡大して特定ができる写真。
- モデルリリースが不要な場合
手や足など体の一部しか写っていなかったり後姿などで個人が特定できない写真。
AI素材への利用認証は投稿した人物写真をAI学習用素材として提供することをいい、マイページメニューの「換金申請」のAI素材への利用認証を「許可する」を選択。
人物以外の写真は全て3円。
1ダウンロード当たりの単価は他のストックフォトサイトよりも低いのですが、無料ダウンロードなので気軽にダウンロードされやすいというメリットがあります。
まとめ
今の所、売れた写真は無いのですが、まだ8枚程度なのでゆっくり毎日投稿してみようと思っています。
10月25日現在、10投稿で7枚公開中、3枚審査中です。
1枚が非公開になりました、カテゴリーが不適切ということで修正して再投稿して審査中です。
ダウンロードされたらまたここで報告したいと思います。
10月27日、昨日公開された1枚がダウンロードされました、10投稿で1ダウンロードって思ったよりも早かった気がします。
2022年11月29日現在、25枚審査に通って公開、ダウンロード5回です。
2023年1月14日、53投稿で21ダウンロード、枚数が増えるとダウンロードも増えて来ます。
2023年2月現在、70投稿超えて週5日くらいダウンロードがあります(累計51ダウンロード)季節の花の写真のダウンロードが増えてきたのでそちらをメインで続けて見ます。
2023年5月、150投稿になったので70ポイントプラス。
正直ここでしっかり稼ごうと思ったら、かなり大変ですが、お蔵入りして眠っている写真を有効に活用できたら、良いことじゃ無いでしょうか。
また、しっかり稼ぎたいと思ったら、売れそうな写真やリクエストがあった写真をどんどん投稿することです。
複数のストックサイトに登録するのも良い手段ですが、同じ写真が条件によって使えない所も有りますので確認して投稿するように。
投稿枚数が多いほどダウンロードも多いようなのですぐに売れなくとも気長に投稿してみてください。