保存版にしたい孫の写真を親と違った目線で可愛さを強調して撮る

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孫の写真を残しておきたい方へ

孫と祖父母

親といつも一緒にいる孫。おじいさん(おばあさん)とは、ず〜っと一緒にいるわけじゃないので孫の写真を撮るのにもシャッターチャンスを逃したくないですよね。

モデル撮影と違い、「残しておきたい孫の写真」を撮ってみたいおじいさん(おばあさん)への記事になります。

昔の老人と最近の老人の違い

昭和の時代は、60歳過ぎたら腰の曲がったよぼよぼのおじいさん(おばあさん)が普通だったのですが、今はもう60歳過ぎても現役でバリバリ仕事をしている人が多くなって老人じゃなくなってきています。孫について行ける体力があるうちにいっぱい写真を撮って残してあげたいですよね。

今は7割近くの祖父母が孫の写真をスマホなどで持ち歩いているそうです。どうせなら自分が撮ったベストショットを持って歩きたいですよね。

親が撮る写真との違い

親はほぼ一日子どもといられるので次にどんな表情をするかなど予測ができますが、おじいさん(おばあさん)は短い時間でシャッターチャンスを逃さず撮らなくてはいけない一発勝負になります。

少しブレたりピンボケしたりしてもひいき目で見てしまい

かわいいでしょ〜

ではなく孫が大きくなった将来見てもこの写真「いいね」というものを残しておきたいですね。

自然な顔が撮れる瞬間

月に1〜2回孫に会う私の経験から、どんなシャッターチャンスがあるのか調べてみました。

遊んでいるとき

楽しい遊びをしているときは自然の笑顔が見られます、ただし場合により動物並みに動きが早いのも子供の特徴です。連写で動きの中から良い表情を探すのがベスト。

目線をとらえるのが難しいのでこちらもある程度動かなくてはいけません。ファインダーやモニターばかり気にしていると思わぬ動きをすることが有るので注意が必要です。

食べているとき

物を食べているときは一番夢中になっている表情が撮れます。ただし、口の周りに食べ物がついていることがあるので、後から修正が必要な場合も出て来ます。

口のアップ、修正前後。
左 修正前   右 修正後

今は、ソフトやアプリで簡単に消すことができます。(ルミナー4使用)

眠っているとき

眠っている赤ちゃん

目を閉じた可愛い顔や寝返りができる年になって来ると、面白いかっこうで寝ている場面が撮れる時もあります。ただ眼を閉じているのでそれほどバリエーション多くは撮れないですね。

撮影方法別で考えてみる

もう少し具体的に撮影方法別で見ていくと、

公園や外で遊んでいる場面

ブランコに乗った画像

遊具はある程度の年齢じゃ無いと遊べないものが多いのですが2歳を超えてくるとブランコなども喜んで乗ります。

動きがありピント合わせも大変なので瞳オートフォーカスのあるスマホが便利です。

ピントは目に合わせる

目の画像

人物撮影は目が一番肝心な所になりますのでキャッチライト(瞳の中の光)を入れて撮りたいですね。偶然に入る時も有りますが、簡易のレフ板と言って段ボールなどの厚紙にシワシワにしたアルミホイルを貼ったものや白い紙などを使って顔や目に光を入れて撮る。ストロボを使った補助光も効果的です。

目にピントを合わせる時には、カメラに近い方の目に合わせて撮ります。

子どもの気をひくこと

子供は関心がある物に夢中になったときは、カメラを構えていくら声をかけてもなかなか振り向いてくれない場合が多いので、日頃使っているおもちゃや小物、音の出るものなどで気をひくと意外に効果的なことがあります。

気をひいた瞬間を撮らなければいけないので、いざという時に対応できるのが一眼よりスマホやコンデジですね。私の孫の場合は、音楽が好きでスマホで童謡を流してあげるとノリもよく表情も和らぐようです。

以前スタジオ撮影をしてもらったのですがさすがプロですね、うまくチャンスを逃さず良い表情をとらえてくれていました。

ひな祭りの画像

七五三など節目の写真は出張撮影のマッチングサイトがあり、プロカメラマンに神社などに出向いて撮影してもらえるサービスもあります。

記念日はチャンスの日

誕生ケーキの画像

誕生日などの記念日は孫に会える機会も多く撮影のチャンスですね。ただしケーキを目の前にしてじっとしている子ばかりじゃないので、早めに撮ってあげないとご機嫌を損ねてしまいますロウソクに火をつけたらすぐ撮れるくらいに準備をしておいた方が良いでしょう。

一眼はレンズ選びも重要

一眼も保存版で撮っておきたいのですが、生まれたての寝ているとき以外はほとんど使えない場面が多かったようです。スマホやコンデジのほうが起動性もよく動きの速い子供には向いている感じでした。

それでも言葉が分かるようになってくると、少し落ち着いて一眼でじっくり撮りたくなってきます。

桜の前景の画像

望遠で遠くから狙っても良いのですが、遊んでいるときは不意の事故など心配なので近くに居たいですよね。寄って撮れる中望遠のマクロなどもおススメです。広角で寄るとゆがみが出るのでポートレート風に撮るには中望遠のレンズが欲しい所ですね。

撮影後にアプリやツールの使用

撮影後に、肌の色や状態、目の大きさなどを整えてくれるソフトやアプリがあります。私はルミナー4を使って調整していますが盛りすぎに注意しないと別人になってしまいますね、最新版ではAIが程よく調整してくれます。

ピントやブレも後から補正できるツールがあって、iPhone版のアプリ(focos)は後からピントの位置を変えたり背景をぼかしたりとかなり使えますが、アンドロイドのアプリはあまり良いものが見つかりませんでした。

パンフォーカスの画像

スマホでそのまま撮ると背景までクッキリ写ります

周囲をぼかした画像

snapseedを使って周囲をボカしてみました、グーグルフォトの有料ツールなどを使ってもできます。

頭きりでドラマチックな演出

半身の画像

映画やTVなど動画の世界では頭きりという手法があります、頭の適当な部分で切ってしまう画像ですが、以前は頭が切れるのはタブーとされていましたが、動画のキャプチャーなどでよく見られるようになり最近はあまり違和感なく感じます。

頭きり画像

頭をきるとこんな感じになります。

私は写真の前に映画の学校へ通っていたので、当たり前のように頭をきって撮っていたら写真の詳しい人に「こんな撮り方があるのか」と驚かれたことがあります.。

日常の中に少しドラマチックな演出が欲しい時に使えますよ。

エンジェルリングを入れてみたい

エンジェルリングの画像

光の加減で髪の毛に丸いハイライトの輪ができるエンジェルリングというものがあります。可愛さを引き立ててくれるアイテムの一つになるでしょう。

上から光が当たるトップライトで出やすいのですが顔に影ができたり白飛びしたりしないようにモニターを見ながら程よい所を探して撮ります。

構図を考えて撮る

人物をど真ん中に配置する日の丸構図は子供の仕草や表情によってインパクトのある写真になる時もありますが何も考えずにこの構図にするとただの記念写真になる可能性もありますのでご注意を。

目線の先の構図

できるだけ真ん中を外して目線の向いた方を少し開け、ボケやポイントになるものを配置するなどの工夫がほしいですね。

他に三分割や対角線などの構図がありますが、あまりこだわると自由に動く子供の場合撮れなくなることも考えられます、こんな構図も有るのだなと言うくらいで覚えておくとよいでしょう。

額縁構図

額縁構図は公園の遊具などを使って少しドラマチックな演出もできそうです。

ポートレートとスナップ

スナップ写真は相手との意思疎通があまり無い場合も多く、ポートレート写真は撮る相手とシッカリ意思疎通ができモデルさんと共力して1つの写真を作るもの。

孫の写真はどちらかと言えばスナップ写真の要素が強いものになります。

親が撮る子供の写真はある程度ポートレートに近づけますが、日頃あまり接していないおじいさん(おばあさん)の場合は、瞬間をとらえたスナップ写真になるので、そんな中でいかにポートレートの要素を少しでも入れて撮れるかで写真の出来も違ってきます。

まとめ

日頃写真慣れしていないおじいさん(おばあさん)には、思いがけない時にやってくるシャッターチャンスに戸惑ってしまうかもしれませんね。そこで、日頃からいざという時に対処できるように練習しておきましょう。

スマホやコンデジを持って散歩中に動きのあるイヌやネコなどで試し撮りしてみるのも一つの手段です。

「イヌやネコと孫を一緒にするな」って?小さな子の動きはそれよりは遅いのでカメラになれるには十分。瞳にピントを合わせるのにはちょうど良い被写体です。

人のほうが練習になるからと無断で他所の子など撮って練習しないようにしてくださいね、今は罪になることも多いですから。(今回の孫の写真は、両親に了解をとって掲載しています)

可愛い孫の瞬間を逃さずにしっかりと撮ってあげてくださいね。

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