未来のトレンドはミラーレス?一眼レフ?どちらを買うべきか徹底解説!

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高価なカメラやレンズは、簡単に買えないから

この記事は、今からデジタル一眼を買おうと考えている方、少ないお小遣いを必死でためているそこのオジサン、あなたのための記事です。

お金に余裕のある方は、あまりためにならない記事ですので好きなカメラ、レンズを選んでください。

どんなカメラ、レンズにしようか悩んでいませんか?
どのくらいの予算にしようか悩んでいませんか?

予算を決めて選んでいきましょう。

趣味で使うカメラの価格ってどれくらい?

風景の一眼レフ画像

私も現役で仕事をしていたころは、タバコを吸ったつもりで1日500円ずつためて、一眼レフを買った記憶があります。

世のお父さんって、こんなものですよね。

数十万円もするカメラなんて買おうものなら、すぐにカミさんに追い出されてしまいます。

趣味で使うには、カメラってけっこう高い買い物ですよね。

私が最初に買ったカメラはニコンのD3200+セットレンズ18~55㎜

当時エントリークラスで2416万画素というのは、かなり高画素で後に買ったD750(2432画素)と比べてもかなりハイエンドでした。

ただし、この画素数でこのセットレンズはあまりにもお粗末でした、天下のニコンさんがと思うくらい細部の描写もひどく、コンパクトデジカメの方がましという写真も有ったのです。

すぐに、タムロン70〜300㎜のズームレンズを買ってそれ以来セットレンズは使っていません。

いくら安いからといってセットレンズに飛びつくとこんな失敗もしますので、お気を付けを。

一眼レフからミラーレスへ時代の流れ

これからの時代、デジタル一眼は間違いなくミラーレスの時代になります。

カメラメーカーの大手、ニコンやキャノンもミラーレスへの移行を進めていて、ソニー、パナソニック、オリンパス、富士フイルムは、現行ミラーレスしか販売していないです。

じゃあ、今買うならミラーレスで決まり?

ちょっと待ってください。

一眼レフとミラーレスのメリット・デメリット

選ぶ前に今までの一眼(以後一眼レフと表記します)とミラーレスのメリットとデメリットを調べてみましょう。

一眼レフのメリット

  • 交換レンズの種類が豊富にある
  • ファインダーをのぞいてリアルタイムな撮影ができる
  • 値段もミラーレスより手ごろ(機種により変わります)

一眼レフのデメリット

  • シャッターを切るとミラーが動きブレることもある
  • ボディが重くレンズをつけると更に機動性が悪くなる

ミラーレスのメリット

  • シャッターを切っても振動がなくブレにくい
  • ボディが軽くレンズも小型が多い
  • これからの時代に合わせた最新技術がつまっている

ミラーレスのデメリット

  • 小型化でバッテリーも小さく持ちが悪い
  • メーカーによってレンズの種類が少ない
  • ファインダーは表示が遅れることがあってリアルタイム感がない

ミラーレスのデメリットは今どんどん改善されてきています。

交換レンズの種類で見ると

交換レンズに関しては、残念ながら以前の一眼レフとミラーレスには互換性が無いので基本そのままでは、つかえないです。

ただし、ニコンはマウントアダプター「FTZ」によりFマウントのレンズをZマウントで、キャノンはEFレンズとEF-Sレンズの一部でマウントアダプターを使う事で使用可能。

どちらもピントと合わせや露出モードで制約がある場合も。

一眼レフのレンズは圧倒的に種類が豊富です。特に300㎜を超える望遠系のレンズがミラーレスは少なくなります。

予算を決めて見ましょう

ここまで読み進めたあなたは、何とかコスパの良いカメラやレンズは無いかとお考えでしょう。

今、一眼レフが選べるのはキャノンとニコンだけです。

他のメーカーで中古を選ぶという手もありますが、サポート切れなども考えると一眼レフを買う場合この2社から選択になります。

花のマクロ撮影画像 ミゾソバ

1日500円節約して20万円超えるのに14か月かかります、頑張って貯めた前提で予算はカメラ10万円とレンズ10万円程度に決めておきます。

メーカー別に選んでみましょう

価格(これが一番大事ですね)

2022年9月現在、価格の上下がありますので価格.com平均の値を参考に百円の単位は切り捨てて表示します。

ニコンとキャノンは、全てのカメラの価格がはいっていますので、手が届かないなと思う価格は目の保養くらいでみてくださいね。

予算に近いのは色分けしています。

レンズはメーカーによって種類も多すぎて選びきれないこともありますが、ニコンで選んだものを参考にしてみてください。

ニコン

商品情報

一眼レフフルサイズD6   ¥670,000
D850  ¥293,000
D780  ¥221,000
一眼レフAPS-CD500   ¥224,000
D7500  ¥103,000
ミラーレスフルサイズZ 7II   ¥348,000
Z 7    ¥256,000
Z 6II   ¥241,000
Z 6    ¥165,000
Z 5    ¥143,000
ミラーレスAPS-CZ fc   ¥111,000
Z 50   ¥98,000
一部の商品で2022年10月5日より価格改定有り

この中から被写体別に選んでいきます

野鳥や飛行機を撮りたい方

野鳥の一眼レフ画像

ボディはAFが早く正確な機種

一眼レフフルサイズは予算オーバーですのでAPS-CのD7500一択になります。

ミラーレスは、Z fc、 Z50ですがカメラ内部のスペックはほぼ一緒なのでZ50を基準で選んでみます。

レンズは出来るだけ超望遠、最低でも400㎜以上欲しいところ。

コスパを考えるなら純正よりタムロンやシグマ。

SIGMA 150〜600㎜ 
Tamron150〜600㎜どちらも20万円を超えます。

SIGMA 100~400㎜  ¥107,000 
Tamron100~400㎜ ¥77,000

ちなみにニコン純正の600㎜を買うと¥1500,000を越えます、全く現実的じゃないですね。

何とか野鳥が撮れる組み合わせをみると

D7500+SIGMA 100~400㎜=¥210,000
D7500+Tamron100~400㎜=¥180,000
Z50+Tamron100~400㎜+FTZアダプター(¥31,000)
=¥206,000(レンズはアップデートが必要)

花や虫を撮りたい方

花の一眼レフ画像

ボディに関していうと花はAFをあまり重視しませんが虫の場合はAF追従が欲しいところ。

一眼レフD7500 ミラーレスZ50(Z fc)という選択になります。


レンズは、等倍撮影ができるマクロレンズ

純正ではAF-S VR Micro-Nikkor 105㎜  ¥121,000
おススメはSIGMA マクロ105㎜ ¥62,000 
D7500+Micro-Nikkor 105㎜=¥224,000
Z50+SIGMA マクロ105㎜+FTZアダプター(¥31,000)
=¥191,000 

風景写真を撮りたい方

風景画像 紅葉

ボディは、できれば高画質が欲しいところですが一眼レフはD7500、 ミラーレスはZ50(Z fc)でスペックは十分です。

レンズは広角から望遠まで広く使いたいのでズームレンズを選びます。

一眼レフ、ミラーレス共に純正でも予算に近い価格が豊富です。

D7500+AF-SDXNIKKOR 18~300㎜(¥91,000)
=¥194,000
Z50 +NIKKOR Z 24~120㎜ (¥133,000)
=¥231,00

キャノン

商品・サービス情報

 

一眼レフフルサイズEOS-1D X MarkⅢ¥870,000
EOS 5D Mark IV ¥360,000
EOS 6D Mark Ⅱ ¥195,000
一眼レフ APS-CEOS 90D    ¥148,000
EOS Kiss X10i ¥110,000
EOS Kiss X10  ¥85,000
ミラーレスフルサイズEOS R3  ¥780,000
EOS R5  ¥520,000
EOS R6  ¥293,000
EOS R   ¥191,000
EOS RP  ¥120,000
ミラーレス APS-CEOS M6 Mark ¥113,000
EOS Kiss M2   ¥75,000
EOS M200    ¥54,000
一部の価格を2022年11月4日以降のものに更新

ミラーレスはフルサイズも選べ選択肢が多くなっています。一眼レフフルサイズは最低でも17万円以上なのでAPS-Cからの選択。赤文字の所が予算に近い選択です。

レンズはニコンと同じように、SIGMA やTamron、純正から選びます。

キャノンはマウントも4種類あって複雑ですので、公式サイトで調べてから購入を。

2022年11月4日以降、製品の値上がりがありますので詳細は公式で。

次にミラーレスしか製造していない他のメーカー

ソニー

商品情報・ストア

ボディがフルサイズは20万円越えますのでAPS–C機を選びます。

α6400 ILCE-6400¥118,000
VLOGCAM ZV-E10¥67,000
(このカメラは動画撮影に特化しているので除外)

レンズは純正で広角系のズームがお手軽です。

E18~135㎜¥66,000

望遠系のレンズは300㎜を超えると20万円以上ですのでSIGMA やTamronから選ぶと良いでしょう。

パナソニック

商品情報

フルサイズのボディは17万円以上なのでAPS-Cではなく、フォーサーズセンサーになります。

LUMIX DC-G9 ¥102,000
LUMIX DC-G99 ¥127,000
LUMIX DC-G100 ¥779,000
LUMIX DC-GF10 ¥59,000
LUMIX DC-GF90 ¥64,000

純正レンズは

LUMIX G VARIO 100~300mm (¥61,000)
LUMIX G VARIO 14~140mm (¥70,000)

フォーサーズマウントはパナソニック製に加えてオリンパスのレンズ、Lマウントはシグマやライカのレンズも使用可能なので幅広く選べます

焦点距離が35㎜換算で2倍なので望遠系は300㎜から選んでもよいでしょう。

富士フイルム

商品情報

フルサイズより大きな忠判センサーとAPS-Cに分かれ中判センサーは30万円以上。APS-C機でも高価格が多くなります。

FUJIFILM X-E4  ¥98,000
FUJIFILM X-T30 II ¥129,000
FUJIFILM X-T30  ¥121,000
FUJIFILM X-S10  ¥118,000

レンズはXマウントから探します。

FUJINON XF70-300mm(¥93,000)
FUJINON XF16-80mm(¥96,000)

300㎜以上は予算オーバー。
16㎜、30㎜、56㎜がSIGMAからXマウントで発売されています。

オリンパス

製品情報

ボディのセンサーは全てフォーサーズで全機種小型軽量。

OM-D E-M1X  ¥156,000
OM-D E-M1 Mark III¥138,000
OM-D E-M5 Mark III¥93,000
OM-D E-M10 Mark IV¥87,000
OLYMPUS PEN E-P7¥77,000
OLYMPUS PEN E-PL10¥62,000

レンズは純正も手ごろな価格が数多くあります。

M.ZUIKO DIGITAL ED 75-300mm
(¥37,000)
35㎜換算で107〜457mmで野鳥撮影ができ、
最大撮影倍率も0.5倍の接写もできます。
M.ZUIKO DIGITAL ED 12-200mm F3.5-6.3
(¥101,000)

フォーサーズマウントを採用するパナソニックのレンズも使えます。

あくまで一例ですので、組み合わせももっとお金を貯められますよという方は予算に合わせてご検討ください。

一眼レフかミラーレスか、決め手は

滝の写真

いずれミラーレスが主流になるのは間違いのないことですが一眼レフが買えるのは、今だけともいえます。

ニコンは2021年国内の一眼レフの生産を終了、キャノンも数年以内に終了の予定なので中古や新品の在庫が無くなるまで流通はしますが、その後消えていく運命なのです。

ある意味貴重なので今買っておきたいという方もみえるかもしれませんね。

今の時点では、ミラーレスか一眼レフかどちらがよいか明確な決め手というものはありません。撮りたい被写体と予算で決めることになります。

日々節約して買うか、それともローンを組んでもっと高いカメラにするかどちらにしても1年や2年で買いかえるものじゃないので慎重にご検討を。

もう一つ選択肢として、レンタルという手もありますが、できればボディだけは持っておいて、レンズだけレンタルにしたいところ、なぜなら両方レンタルすると結構高価になってきますので。
(レンタル記事更新しました、2022年10月)

まとめ

花の一眼レフ画像

さて、欲しいカメラは決まりましたか?

たくさんありすぎて余計に分からなくなったよ

決めきれないのはしょうがないです、どれを選んでも「隣の芝生は青く見える」もので人の欲にはキリがないのですから。

どんなカメラを選んでも、最後にシャッターを切るのはあなたです。

例にあげた機材の組み合わせでも、何を撮りたいのかという事さえしっかりと頭に入っていれば、十分鑑賞できる写真が撮れます。コンパクトデジカメで傑作を撮り続けた人もいるのですから。

1年以上頑張ってためたお金で買えたカメラは、プロが使う100万円以上のカメラと同じくらいの宝物、そして撮った写真はお金に変えられない宝物なのです。

この記事で少しがもカメラ選びの参考になれば幸いです。

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