フィルムからデジタルへ時代を越えても写真を楽しむ方法とは

*アフィリエイト広告を使用しています。

時代の変化と写真の楽しみ方

47年間写真を楽しんできた私の経験から、時代と共に変わってきた写真の楽しみ方や今も変わらない楽しみ方を考えてみました。

写真を撮るだけ、アルバムにしまっておくだけという使い方をしてる人、結構多いのでは。

この記事で、もっと他にも楽しみがあることが伝われば幸いです。

カメラは持ってるけど、旅行か記念写真くらいしか使わないよ

そんな方にもおすすめがありますよ。

自己紹介的な記事になりますのでご了承ください

写真には、どんな楽しみ方があるのでしょう

大きくわけてみると

  • 撮影 (撮って楽しむ)
  • 現像 (現像そのものや加工プリントして楽しむ)
  • 機材 (カメラ、レンズ、スマホの違いを楽しむ)
  • 保存 (アルバム、データ、Web投稿で楽しむ)

それぞれ私のカメラ時代と共に解説したいと思います。

私の経験と重ねて書きますので写真関係の略歴を簡単にご紹介します。
(私はプロの写真家じゃ無いのあくまで趣味の領域です)

  • 1975年  大阪芸大入学後授業でカメラを始める。機材はオリンパスOM-2。
  • 1985年  フィルム現像、プリント、リバーサル(スライド)現像を始める。機材はオリンパスOM-4、ペンタックス6×7。主にポートレートや山の撮影。
  • 1990年  自分の子供の写真を撮り始める。アルバムに保存。
  • 2010年  アメブロで花の写真入りブログ開始。機材はカシオコンパクトデジタルカメラ。
  • 2015年  写真投稿サイトフォト蔵投稿開始。 機材はニコンD3200  レンズはタムロンSP70~300mm タムロンSP90mm
  • 2016年  SGギャラリ-投稿開始。 RAW現像を始める。
  • 2019年  フルサイズ一眼ニコンD750を使い始める。レンズはタムロンSP90mm 

写真を楽しんだ47年間それぞれの時代

撮影

1975年は、まだフィルムカメラ全盛の時代。

カメラは動画の走りの8㎜ビデオに対しスチルカメラと言う呼ばれ方をしてました。

大学の授業は、映画関係でしたので、写真はオマケ程度の授業、写真の基礎も無い状態で撮影の技術は本を読んでみても分からないことばかり。

社会人になるまでは、私にとってカメラは授業の教材でしかなく、持ってるけどまったく楽しめない状態でした。

1980年就職して、友人と一緒にポートレート撮影を始め写真の基礎も教わってここから楽しめるようになってきました。

あちこちの喫茶店で女性の店員さんにモデルお願いしてましたが、写真撮らせてくださいと言って「はいどうぞ」という女性、今では考えられないですよね。

女性のポートレートのイメージ写真
画像フりーサイトより

当時はプリクラもなく自分の写真は撮ってもらうしかなかったので、出来上がった写真をパネルにしてプレゼントしたら、かなり喜んでもらえました。まあ、モデル料代わりでしょうか。

その後、山の写真にハマった時期がありまして、登山までは出来なかったのですが、往復1000キロくらいの場所まで日帰りで撮影に行っていました。

穂高連峰

山の写真は、朝夕のコントラストが欲しかったので、夜中に出て日の出前に撮影場所に行きスタンバイです。

河口湖からの富士山

2000年は、写真の業界に大きな転機が来ます。デジタルカメラが登場して10年、フィルムカメラからの移行が盛んになり時代はデジタルへ動き始めます。

2010年からはコンパクトデジタルカメラで花を撮り始め、山野草にも夢中になって、遠くまで車で出かけました。

この頃は、仕事に行くときもポケットにカメラを入れて暇が有るといろんな物を撮ってました、今のスマホの感覚でしょうか。

花のマクロ撮影

それから一眼でマクロ撮影をするようになり、四季を通して様々な花を撮るようになります。

最近は花にくる蝶や虫、鳥などの撮影もするようになってきました。

アゲハ蝶マクロ撮影

撮った花の名前も後で調べるので、野の花や山野草は、咲く時期や生態まで花屋さん並に詳しくなりました。

撮影で共通してるのは、被写体が輝く時、綺麗な瞬間は、それほど多くなく、チャンスをとらえるには、そのものにくわしくなること。

  • 女性はこの角度が綺麗に見える
  • 山は初雪が降ったほうが見栄えがする
  • 花には咲く時期、時間があって外れると撮れないこともある

すべてを人に教えられるくらいくわしくなって、残しておきたい良い写真が撮れるのです。

それは、写真の楽しみだけじゃなく、知識として自分の財産にもなるということ。

現像

現像に関しては、フィルム時代とデジタル時代で楽しみ方が変わります

社会人になってポートレートを撮っていたころの私は、自宅で暗室を作りフィルム現像(モノクロ、カラー)からプリントまで作成していました。

ネガフィルムのイメージ写真
画像フリーサイトより

当時は証明写真もモノクロが多く写真屋さんで撮ってもらうのが主でした。

なじみの写真屋さんでしたので、フィルムを預かってきて現像、プリントのアルバイトをさせてもらっていました。1枚数十円なのであまり高額じゃなかったのですが現像の勉強にはなりましたね。

大きめのブローニー版やリバーサル(スライド)フィルムの現像も試してみましたが、カラーの現像は温度管理も難しく、自分でプリントしたものは、数年で色も変わってきたようです。

当時の私の冷蔵庫は、食品は全く入ってなく現像液とフィルムばかりでした。

桜のライトアップ写真

デジタルになってからは、RAW現像を始めてカメラメーカーの現像ソフトを使っていたのですがファイル形式が違うと使えないなど不便も多かったです。

Photoshoopは、サブスクリプションになって毎月の課金が必要でしたのでルミナー4と言う買い切りのソフトを購入。

RAW現像の合成写真

上の写真はルミナー4でRAW現像、加工して作りました。

フィルムとデジタルの違いは、アナログのレコードとCDの関係によく似ています、アナログのレコードが味わい深くいまだにファンが多いのと同じでフィルム写真も、なくなることはないでしょう。

すぐに、画像が見られる今は、簡単に撮り直しもできるので、暗室で印画紙に浮かんでくる像をみると言う感動は味わえませんが、シャッターチャンスは逆にかなり広がってきますよね。

機材

カメラ、レンズなどの機材も、フィルムとデジタルでかなり変わってきました。

「写ルンです」など使い捨てカメラが流行ったのが80年代。

使い捨てカメラの写真
画像フリーサイトより

それが、2000年以降カメラのデジタル化の波に乗ってスマホにカメラが搭載され、「写メ」と言う略語と共に大流行。お店から使い捨てカメラも消えていきました。

でも最近また、使い捨てカメラが流行りだしてるとうれしいニュースもあるのです。「写ルンです」からプリントの他にデジタルデータとしてCD化したりスマホにデータ転送のサービスもできます。

私は学生時代、お金に余裕がなかったので、高い機材はほとんど買えなくてオリンパスOM-2とペンタックス6×7は、就職するまでローンが残っていたのを覚えてます。

蝶のマクロ撮影画像

標準レンズしか知らなかった私はポートレート写真を撮っていたころ友人からもらった135mmレンズで、驚くほど新しい世界にであいさらに楽しみが広がったのを覚えています。

標準より大きく写る顔、目に夢中になり最後は目だけのアップになってしまって、モデルさんにみせられなくなったということもありましたね。

当時、カメラ機材のレンタルが有ったら、もっと世界が広がっていたような気がします。

今は、趣味では高額すぎるカメラやレンズも手軽に借りられる時代になりました。

紅葉の写真 モミジ

デジタルになって最初に買ったカメラが、カシオのコンパクトデジカメですが、そのクリアで綺麗な画像に衝撃を受けた記憶があります。

デジタル一眼もその後デビューしますが、本体は買えても高いレンズが買えずセットの標準レンズで撮ってました。その後、コスパがよく性能も良いレンズ探しで結局タムロンを使っています。

機材をそろえて楽しむというのもありかと思いますが、レンズ沼にハマって撮るより新しく発売されたレンズを追いかけると言う話もよく聞きます。

私は1本のレンズで数年、特にお気にいりの90㎜マクロレンズは、常用レンズ代わりに使っています。絞りによるボケ具合やピントなども撮る前に予想できるようになりました。

保存

残念ながら私は、引っ越しの時にフィルムをほとんど処分してしまったのでネガで残っているのは、子供の1〜5歳くらいまでの写真だけです。

今思えば、それほど邪魔になるものじゃ無かったので残しておけばよかったと後悔しています。

デジタルになってからの保存はPCと外付けHDDがメインで全部合わせた容量は5TB。まだ半分も使っていないのでしばらくは、大丈夫そうですが、読み込みを考えたらSSD も1台くらい欲しいところす。

秋の渓谷の写真

フィルム時代も今も、プリントしてアルバムに保存したりフォトブックやカレンダーに加工という用途があります。スライドショーで動画も簡単に作れますね。

港の朝、HDR写真

スマホの写真も、以前に比べて格段の進化をしていて、一眼で撮ったのと変わらないような写真も多く加工アプリも多彩で手軽に編集保存もできます。

WEB で楽しむ方法もあります

アルバムやスマホでの保存も、数が増えてくると結構大変になりますよね。そこで、クラウドサービスなどのWEBや、写真投稿サイトで投稿して保存するのも一つの手段になります。

私が投稿してるサイトをご紹介しますと

  • フォト蔵
    無料会員は1か月1GB、有料会員は3GBまでアップロード可能。

    ファイルの容量制限は1枚につき15MBまで、サイト自体が古くSSL化(https)されてない、広告表示がかなり多いという難点もありますが、会員同士のコメントなどSNSとしての一面もあり、7年ほど使ってる私には馴染みのサイトです。

    ただ大量投稿で倉庫代わりに使ってる人と、棲み分けできないのが難しいところ。
    ランキングもあり、月間ランキング1〜10位まで私の名前で埋まったこともありましたが写真の良し悪しよりメンバーとの交流が深かったおかげのようです。
  • SGギャラリー
    一日の公開枚数は5枚、投稿できる容量はランクによって1~5GB画像も綺麗で、広告表示もなく見やすいサイトです。

    大量の投稿などがないため、メンバーも限られてますが、メンバー同士の交流はフォト蔵よりは少ない感じです。

私は登録してませんが、他にもPhotoHito や GANREFなども有りますので、他人の写真も楽しめるという点でメンバーになるのもよいのでは。
 

SNSも今は盛んで、TwitterやInstagramでも写真が投稿されてますね。PC版のInstagramも最近できたので、登録してみようと思っています。

私の投稿サイトとHNは、

アメブロ(HN ときくん)(2017年から更新無し)
フォト蔵( HN トキゾウ) 
SGギャラリー(HN 彩花)

まとめ

ほぼ、自分の半生を書いたような記事になりましたが、47年間楽しめる趣味ってちょっと素敵じゃないですか。

旭岳遠景写真

被写体は、身の回りに無限にあります、それを探して撮るのもまた楽しいことです。

特にカメラを大事にしまい込んで、旅行くらいしか使わない方、もったいないですよ。

何気ない風景が、アート作品に変身することも無いとはいえません。

枯葉の輝き写真

写真と共に歩んできた人生も後3年で半世紀、その楽しみ方をこれからもこのブログを通じて発信していきたいと思っています。

河口湖からの富士山

時代は変わっても、写真そのものは永遠に残っていくものですから。

一部フリーサイトの画像も使いましたが、自分で撮った写真がメインになります。

写真の楽しみ方を追加しました。

タイトルとURLをコピーしました